学習内容 9年生(中学3年生)

この時期の子どもたちに見られる特徴

自立を求める内的感情があらわれる。自分自身からも他者からも距離を置くことで得られる理論性と思考が目覚め始める。より複雑な因果関係を意識的にとらえ、把握する。
各々の教科は、専門性をもった教師によって担われる。

国語

人間の生き方と社会について考える。近・現代の文学作品、古典の詩歌・随筆・物語、悲劇と喜劇、叙情詩を取り扱う。また、作品の読解と合わせて短歌の創作をし、文章を書く。

社会

現代からの視点を常に持ちながら近現代史を捉える。近代の国民国家と植民地主義、明治中期以降の日本と東アジア諸国との関係。

理科

大地の形成プロセス、世界の山脈分布と構造。
惑星と前近代までの天文学史と惑星の運動と特徴、動物と人間の骨格を比較することで人間の特徴を学ぶ。気象学を通して水のもつ本質や気象現象の因果関係を捉える。物理では電気を取り上げる。

数学・幾何

式の展開、因数分解、一次関数の応用、二次関数、図形、確率、立体、ピタゴラスの定理、相似、円錐曲線などが取り上げられる。


<幾何> 円錐曲線

<数学> 二次関数

水彩

テーマにあった技法を用いた絵画風景の中の光と気分。明暗法素描。層技法など。

外国語

文法の集大成と、8年間の学びの振り返りを行い、人物伝など新たに思春期の生徒が理想に向かう助けとなる課題に取り組む。

音楽

ジェンベなどの打楽器を学び、骨格に働きかけると同時に変拍子を体験する。合奏を通して社会性を培う。四声のコーラスによる深いハーモニーの体験やギター演奏を通して思春期の感情を支える。

体育

重さの体験とそれを克服するための跳躍中心の運動。陸上競技、器械体操では身体性を、さまざまな球技を通して、社会性を育む。

オイリュトミー

内面と外の世界との間の表現や動きを体験する。音楽では和音と不協和音の動きを学ぶ。言葉では、喜怒哀楽などの人の魂の表現を学び、自然と人との照応を表す詩や、ドラマ性のある詩、物語を動き表す。(7、8、9年生共通)
8年間の学びを認識を通して洞察し始める。言葉の音(子音・母音)の動き、三和音(長調、短調、不協和音)の体験と動き。

造形

これまでの木彫、彫塑、素描の学びを基礎として、更なる技術を学び深める。彫塑、陶芸、新たな素材としての銅板を扱う鍛金を学ぶことにより、素材への新たなアプローチと作品の完成に向けた見通しを持ち「美しいもの」を制作する。

手の仕事

スピンドルを使用した糸紡ぎ。
籐の籠編み。

美学

美術史:古代エジプト、古代ギリシャ、ルネサンスの時代の絵画や彫刻の作品を観察し、人間の創りだしてきた「美」を作品の中に見出す客観的な視点を持ち、各時代の人間の世界や宇宙の捉え方を学ぶ。

社会実習

農業実習(2週間):一次産業としての農業を生産者を通して体験する。

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