親子で体験!夏のシュタイナー学校の様子(2013/7/26〜27開催)

シュタイナー学園はこの夏、初めての宿泊型の講座「親子で体験!夏のシュタイナー学校」を実施いたしました。幼稚園児のお子さんと一緒に藤野に一泊していただき、お子さんはシュタイナー幼稚園の保育体験を、保護者の方には本学園の教員による体験授業を受けていただく趣向です。ご希望に応じ学園の保護者家庭にホームステイもされ、「藤野に住む」ことも合わせて体験していただきました。講座の様子をご紹介いたします。

体験授業

体験授業の始めは、6年生担任によるエポック授業「4年生動物学」です。授業の前に充分体を動かす「リズム部」でまずは皆で一汗かきました。一日目はタコ、二日目にはヤマネとウマを取り上げ、体の特徴や習性を学び、動きを真似、絵を描き、様々な角度からその動物について掘り下げました。子どもたちが数週間じっくり学ぶこととは比較になりませんが、2日間にわたって学ぶことで、より動物学の本質に近づいていただけたかと思います。

オイリュトミーも2日に渡って行いました。前半には呼吸や感情と結びついた母音の響きを学び、後半はその対比として、肉体を形作る子音の動きを学びました。子音の数が多く、少しハイピッチではありましたが、最後には八木重吉の詩や「アルファベットの詩」を皆で動くことができました。

2日目の午後には、4年生動物学からの延長上にある「9年生の人間学」を学びました。これはシュタイナーの人間観がもっともよく体現されている教科の一つです。はじめに12年までの流れの中で、このテーマがどのように変容しながらカリキュラム化されているかを学びました。授業は意外にも水のフォルムの観察から始まりました。動物の頭蓋骨の観察、人体の骨格標本を見ながら、人間らしさの現れている部分や力について学びました。

ーー参加者の声から

私自身がこういう勉強をしたかったと思います。
こんなに深く学べ、考えることができるものなのですね。自分が普段いかに頭の一部分ばかりつかっているかと実感しました。
全身を使って学ぶ楽しさ、観察したり絵を描いたり、多方面からアプローチするなど、聞いて知ってはいたけれど、身をもって体験できてよかったです。
人間と動物の両方の視点を学ぶことができ、タコやヤマネ、馬、そして何より人間を愛しく感じました。
とてもひきこまれるような先生の雰囲気とアプローチでした。よく観察するということの大切さを再認識しました。
動物学、人間学、オイリュトミーの授業をとおして、私はひととして立つ、私は私が光として立っていること、そして世界を歩むのだと、こころの中に少し芯ができた思いがわきました。
すごく面白かった!

シュタイナー幼稚園体験

子どもたちは、自然素材のおもちゃや保育者の静かな歌声、あたたかな雰囲気に包まれたシュタイナー幼稚園での2日間を体験しました。
(協力:藤野シュタイナーこども園、キンダーガルテン・チト)

保育室全景
シュタイナー幼稚園となった1年生教室

先生と
はじめてのお友だちともよくあそびました

ーー保護者の声から

行く時は知らないひとばかりでイヤだと言っていたのに、あっという間に意気投合して、みんなと友だちとなり、遊びまわっていました。ホームステイ先でも、とてもかわいがってもらって、とても楽しく過ごしていました。
はじめてとは思えないような様子で、とてもリラックスしていたかなと思います。
あっという間になじんで、友だちができて、1日目のホームステイでものびのびしていました。
とても生き生きとしていました。おやつの豊富さと「おかわりあり」に大興奮でした。

ランチ&おやつ

「おいしい!」と大好評だったランチ&おやつ。教員やスタッフも一緒にいただき、「ささやかな疑問や不安をときほぐす」場にもなったようです。(3年生教室)

ランチ一日目
1日目ランチは、学園の近くにある「ぽぽの庭」のベジタブルビュッフェ

2日目ランチ前
お食事は、全員そろって短い手あそびをした後、お祈りをしていただきました。
2日目はスタッフ手づくりの夏野菜のスープとパン

おやつをとりに
おやつは学園保護者たちの手づくり

シュタイナー関連書籍と親たちの手づくり品の販売(校舎玄関ホール)

販売風景

ほかにもこんな声をお寄せいただきました。

ホームステイは、本当に貴重な体験でした。いたれりつくせりで、私もこんな優しさをひとにしてあげたいです。そんな気持ちになりました。

親御さん方の喜びあふれるおもてなしに感謝します! この輪の中にはいりたいなあとつくづく思います。

本当に心身ともにみたされました。藤野の自然のゆったりとした流れにもいやされました。


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