大人の体験授業と子どもプログラムで過ごす2日間~夏のシュタイナー学校~の様子(2016/7/22~23開催)

シュタイナー学園では、今年で5回目になる「夏のシュタイナー学校」(親子の宿泊型体験講座)を実施いたしました。幼稚園児のお子さんと親御さんを藤野にお招きして、1泊2日でシュタイナー学園の授業とシュタイナー幼稚園の保育を親子で体験していただく、という講座です。当日の様子と受講者の声をご紹介いたします。

体験授業

今回は、エポック授業「5年生の植物学より水彩を通しての色の体験」でした。授業の最初に自分の呼吸や脈拍を測ることで、5年生の体の状態を思い浮かべ、なぜ5年生で植物学を学ぶのかを考えました。水彩では、地水火風の中の植物(1日目)と、ひまわり(2日目)を描く体験をしました。

suisai1

suisai2

オイリュトミーも2日間にわたって行いました。
自分の周りの空間を意識し、詩や音楽に合わせて空間を動きました。27名とともにつくるダイナミズムや、モーツァルトの音楽、八木重吉の詩の楽しさを、オイリュトミーを通して味わうことができました。

exercise

2日目の午後には、4年生動物学からの延長上にある「9年生の人間学」を学びました。これはシュタイナーの人間観がもっともよく体現されている教科の一つです。はじめに12年までの流れの中で、このテーマがどのように変容しながらカリキュラム化されているかを学びました。授業は意外にも水のフォルムの観察から始まりました。動物の頭蓋骨の観察、人体の骨格標本を見ながら、人間らしさの現れている部分や力について学びました。

ーー参加者からの声ーー

エポック授業では、子どもの成長段階に応じてプログラムが準備されていることがよくわかりました。単に花の絵を描くのではなく、光や空気や水という要素によって植物が成長していくという広い視点で展開され、とても興味深かったです。オイリュトミーでは、自分の体への気づきや空間の認識、他者との協調などをいろいろな動きから学べることに感動しました。また、そうした動きを音楽に合わせることで、よりリズミカルに楽しみながら学べました。小さい時からこのように学んで成長できることが、とても大切だと思いました。

シュタイナー幼稚園体験

子どもたちは、自然素材のおもちゃや静かな歌声、あたたかな雰囲気に包まれて、シュタイナー幼稚園の先生と2日間ゆったりと過ごしました。
(協力:藤野シュタイナー子ども園チト、高尾シュタイナー子ども園おひさまの庭)

ーー参加者からの声ーー

保育をお願いするとき、泣いたりしないか不安でしたが、まったくそのようなことはなく、自分から保育室にすたすたと入って行きました。すぐに打ち解けることができたようで、昼食やおやつの時間には保育の先生の隣に座りたがっていました。自宅に帰ってきてからも「また小学校に行きたい」と言っています。楽しかったオーラを体中から放っているのがわかり、親としてとても嬉しくなりました。

ランチ&おやつ

ーー参加者からの声ーー

スタッフの保護者の方々の想いがこもった、おいしい食事でした。最後にいただいたお菓子もおいしかったです。教員、お手伝いされたスタッフの方々が、参加者と一緒に座り交流の時間を持ったことも、とてもよかったと思います。

ほかにもこんな声をお寄せいただきました。

2日間の授業体験とホームステイもできる、素晴らしい企画だと思います。参加できたことにとても喜びを感じ、教員の方々や保護者の方々に感謝しています。また、アレルギーなどに関しても細やかなご配慮をいただき、ありがとうございました。ホストファミリーの方々にもとてもよくしていただき、楽しい時間を過ごせました。子どもも、帰りにはまたお泊りしたいと言い出すほどでした。多くの人が思う「子どもはもちろん、自分が受けてみたかった授業」を体験できる、ある意味で夢のようなプログラムだと思います。また、今回滞在してわかったことですが、賃貸を考えている人にとってはエリアを広げて物件を探したほうがよさそうなので、高尾にホームステイして高尾の雰囲気も知ることができたらよいと思いました。

受付から最後まで、丁寧な対応をしていただき、本当にありがとうございました。皆さんに歓迎されているのを感じることができ、嬉しかったです。保護者の方ともお話できて、申し込んでよかったと思いました。やはり見聞きした情報ではなく、自分で体験することが一番の情報ですね。当然のことですが、子どもにもそういう経験を親として用意してあげられることが大切なのだと、この二日間を通して学ぶことができました。


コメントは停止中です。