学校法人 シュタイナー学園

活動報告

2019.07.31

学童クラブ キンダーハウス

学校法人シュタイナー学園 ニュースレター
VOL.64  2019.07.31

この春、シュタイナー学園に「学童クラブ キンダーハウス」がオープンしました。今までも保護者が中心となり運営されていた学童はあったのですが、正式に学園が運営する形での学童が、学校内に開かれたことは、とても嬉しいことです。

新校舎の二階にある図書館は放課後、本棚に布がかけられ、学童に変わります。子どもたちはそこで、学童の先生のお話を聞いたり、部屋の外でおやつを食べたり、遊んだりしています。「学童で出る焼きおにぎりって、今まで食べた中で一番おいしいんだよ~!」と、キンダーハウスに通う娘は報告してくれます。天気が良い日は校庭を鬼ごっこで駆け回り(一緒に走ってくれている先生方はクタクタなんじゃないでしょうか)、新校舎前に作られたキンダーハウスの畑で土いじりをし、時には近くの原っぱまで桑の実を取りに行き…。放課後、目一杯身体を動かしながら遊び、そして温かく見守ってもらえる環境がある。そんな選択ができる、ということは親として本当にありがたいことです。

入学を検討する多くの方から「働きながら、子どもを通わせることができるのか」という疑問を投げかけられます。行き帰りの送迎や住む場所についての問題をクリアすることは容易ではありません。働く保護者の方にとっては、必ずしも十分な環境とはいえないかもしれません。それでも学園内に学童ができたことで、担任教師と学童教師が連携し、子ども達にとってより良い環境を考えていける体制ができたことは、大きな希望のひとつです。

キンダーハウスの説明会で、立ち上げに動いてくださった方がお話された言葉が胸に残っています。「どうか、預けられる親御さんも一緒に関わり、運営していくんだという気持ちを向けてもらえたら」。

多くの方が希望していた学童が立ち上がり、数ヶ月が経ちました。この学童という場をどれほど希望や喜びに満ちた場所にできるかということもまた、学園と同じように一人ひとりができる形で、関わりながら考え、築いていく場なのだと思います。たくさんの子どもたちの笑顔が溢れる場になるよう、わたしもできる何かで関わっていきたいと思います。

それにしても夏休みはプール遊びをするらしく、なんとも羨ましい!


保護者ライター 中村暁野