学校評価 

2017年度外部評価より

(1)運営に関する事項

①すぐれた評価を受けた項目・教員、保護者、事務局、地域住民、理事の間でのオープン・ダイアログの場「オープン・スペース」が設定され、新しい着想に繋がっている。

・学内会、予算執行説明、お便りの発信、伝え方等はより理解しやすくなった。

・財務報告を聞いて、堅実な運営がなされていると感じる。

・企業主導型保育園とねりここども園は募集人員12人という身の丈に合ったスタートで良かった。

②評価に課題が見られる項目

・今の下級生の親は運営に関わるつもりで入学しているわけではないし、家庭数も少ない。以前の様に保護者全体が学校運営の意識を持つことが難しくなってきている。理事の有償化も考慮に入れ、責任をよりはっきりさせることも大切。

・学園を構成する個々の意志を尊重するあまり合意形成に時間が掛かりすぎ、今後は学園の飛躍成長の即断を迫られた時に好機を逃すことにならないか。

・理事会は、保護者と教師だけだと目先のことにとらわれがちなので、第3者に関わってもらい、長期的なビジョンを持った運営ができると良い。

(2)教育に関する事項

①すぐれた評価を受けた項目

・とねりここども園の開園により、学園が事前の幼児教育の場を提供できるようになったのは、将来の発展に向けたひとつのステップとなった。

・教育課程や学校行事は年々充実し、子どもたちの成長が感じられる。

・送迎支援やとねりこ園の開始など、新しい試みに関してはきちんとした説明がその都度為されている。

②評価に課題が見られる項目・個別の質問には丁寧に教員や理事に答えてもらえるが、保護者は様々な事情で個別に問えないときもあり、それらのことに対する配慮や多様な方法での情報収集、説明等も必要と考える。

(3)地域とのつながりに関する事項

①すぐれた評価を受けた項目

・学園校庭を解放した地域近隣の農産物等の販売を行う交流会「まるまるマルシェ」は来場者も多く、学内外での地域交流やシュタイナー学園に対する親近感を持つきっかけとなった。近年イベント参加への参加率が低いことへのハードルを下げることができた。

・高等部の地元お祭り等への参加の地域交流は地域の学園認識にも高校生の地元との共生関係の意識付けにもとても良い。

・藤野在住家庭は子どもが多い地域うこともあり積極的に地域活動に参加している。他地域はあまり小さな子どもが多くない地域ということもあり、学園保護者と地域住民との接点は少ないが、同様に良い関係を持てるようにしたい。

・子どもたちは、地域の人間との挨拶をきちんとしている。

②評価に課題が見られる項目・挨拶に関しては地域での差もあり、ある地域ではきちんと挨拶が出来ていると評価をいただいているが、もっと多くの地域でしっかりできると良い。

(4)その他

①すぐれた評価を受けた項目

・幼児教育を今後持つことを熱望する学園に通常幼稚園の設置基準では難しいものがあった。しかし、結果として少人数の規模のとねりこ子ども園が始まった。地元では需要が無いから幼児教育を始めるのは反対だとされる声も聞かれる中、選択として落ち着いた形が企業型保育園であるのも良い。これからはフルタイムで働く教師や保護者が安心して入学できる環境を作りたい。

・評議員会で評議員の発表の機会を与えられる時間があるのは良いと思う。

・評議員会の、学期に1度の開催は妥当。参加した中では、検討事項説明は詳しく話されており、質問等もできる雰囲気で開催されている。

②評価に課題が見られる項目・評議員会において、学園が持つ課題の中で何か一つ特定のものを選んで、それについてあらかじめ意見を考えてもらって話し合うということもあっていいかと思う。

内部評価より

(1)運営に関する事項

①すぐれた評価を受けた項目・保護者・教員からなる「支える会」が(校庭遊具の設置補助、保護者の手作り品活動補助、学園保護者の精神的困惑への補助など)様々な面で学園の活動を支えてくれた。

②評価に課題が見られる項目

(2)教育に関する事項

①すぐれた評価を受けた項目

・子どもたちの自己肯定感が強い。

・9年生の「農業実習」、10年生の「職業実習」、「測量実習」、11年生の「福祉実習」、「航海実習」等、他学校には無い各実習が充実しており、これらを通して生徒が逞しく成長している姿が見て取れる。

・東大・早稲田・慶応等の有名大学へ進学する卒業生も少なくなく、海外留学や職人などを目指す子もあり、卒業後の進路が多様であることを感じる。

・図書室がドーム校舎から新校舎2Fへと移転した結果、ゆとりのある気持ちよい図書室となった。

・近年の学びの難しい児童・生徒が増えている中、治療教育専門の教師とシュタイナー教育の知識を持つ小児科校医等が支援教育チームを作っているのは大きい。

・とねりこ子ども園のスタートは幼児教育を初等部教育と繋げることができるようになる点で大きい。教員が子どもを預けて安心して働ける環境つくりという意味でも大きい。

・とねりこ子ども園のスタートは幼児教育を初等部教育と繋げることができるようになる点で大きい。教員が子どもを預けて安心して働ける環境つくりという意味でも大きい。

・初等部・中等部は長年の学びの内容の積み重ねもあり、より子どもに適した内容が提供できるようになってきたと感じる。その結果、子どもたちの在り方が落ち着いてきている。

・校医が学園に関われる時間を増えて協力

・サポートを受けられる機会が飛躍的に増え、子どもの健康面での支援が一層充実した。

②評価に課題が見られる項目・高等部や中等部の授業時間は長く(16:25までの曜日あり。授業申請時間も国が定める基準時間よりも多い)、授業による子どもたちの拘束時間を減らしてゆとりを持たせるようにしたい。

・専従教員の不足を非常勤講師で補っているが、校務分掌は限られた教員の上にのしかかってくるため、授業などの準備が後回しになりがちであるという課題がある。

(3)地域とのつながりに関する事項

①すぐれた評価を受けた項目

②評価に課題が見られる項目・養蚕による絹染め製品や日本百景に入る茶畑、湖や豊かな自然に恵まれ芸術の町としての藤野の特性を生かしたカリキュラム作りがもっとできるはず。進めたい。

(4)その他

①すぐれた評価を受けた項目・学園は30周年を迎え、教員、保護者が、これまでの歩みを振り返り、過去に学園と関わりを持った多くの外部の教師や卒業生、親たち共同で30周年という記念の節目を持てたのが良かった。

・新たに広報担当職員が専任で設置され、色々な場面での宣伝活動が出来たことが良かった。・低学年の通学支援が始まり、遠方の子どもたちが安心して通える環境を作れた。

・入学説明会や勉強会での保育を設定したことで、申し込み人数・参加者が増員した。

②評価に課題が見られる項目・教員の年齢構成が高齢化しているので、若年から中堅年齢までの教員の採用が課題。校務が特定の教員に遍在しているので、これを平準化することが課題。

・土曜日出勤が多い

コメントは停止中です。