学校評価 2009年度

外部評価より

(1)運営に関する事項

①すぐれた評価を受けた項目

  • 新校舎建築が実現できたことはよかった。セルフビルドチームによる壁などの塗装は、親・教職員・生徒の協働の成果であり、高く評価される。また、竣工式での来賓の励ましのごあいさつは学園にとっての財産になっている。
  • 予算執行は適切に行われている。
  • 地元との連携が進んでおり、地域活性化にも一定の貢献ができるようになってきている。

②評価に課題が見られる項目

  • 教員と保護者との話し合いの時間が十分にとれないとの声を聞く。クラスの会や面談など話し合いのよい機会は設定されているが、より一層意思疎通を深めるため、教員がゆとりをもって話し合いにのぞめるための手だてが必要であろう。
  • 防災、安全対策についてはさらに万全を尽くすよう努力されたい。

(2)教育に関する事項

①すぐれた評価を受けた項目

  • すばらしい先生がいる学校だと信じている。若い、優秀な教師がより元気になるような取組みを期待する。
  • 学校行事はスムーズに運営されるようになってきた。さらに、学外の人も参加できる行事を増やしてはどうか。
  • 農業実習はよい取組みである。

②評価に課題が見られる項目

  • 生活指導に関し、保護者と教員の基本方針が一致することが望ましい。この点において、両者間のよりきめ細やかなコミュニケーションの確立が必要ではないか。
  • 高学年の生活指導について、さらに充実した指導が必要ではないか。高学年の生徒は低学年の児童・生徒の手本になってほしい。

内部評価より

(1)教育課程・学習活動に関する事項

①評価できる項目

  • 本学園は構造改革特区研究開発校として、またその後教育課程特例校として、独自の教育課程を編成し、それに基づく教育活動を進めてきた。これら長年の実践を通じて、独自の教育課程によるシュタイナー教育の質が充実しつつある。特に、12年一貫カリキュラムによる教育成果が現われている。

②評価に課題が見られる項目

  • 新学習指導要領の実施による文科省の教育課程特例校変更に伴い、児童・生徒にとっては授業時間の延長になり、負担が増している。この結果、児童・生徒の学びの質を高めることが難しくなっている。また教員は、いわゆるマニュアルのない授業作りのために教材研究に向ける創造性と芸術性を必要とするのであるが、今回の「変更」に伴い、教員の授業時間数が増加することになり、教材研究にゆとりがもてない状況になっている。
  • 学校法人としての高等部が設置されていないため、9年生(中等部3年)で受験に臨まざるを得ない現状がある。このため、シュタイナー教育における9年生本来の学びが十全に行えない様子がうかがえた。

(2)児童・生徒の生活に関する事項

①評価できる項目

  • エクストラレッスン、ハイルオイリュトミーの実施などにより、一人ひとりの児童・生徒へ対応はある程度進んでいる。
  • ②評価に課題が見られる項目

  • 特別なケアを要する児童・生徒が増えている。具体的にどうケアしていくか、さらに探求していくべきであろう。
  • 基本的な生活習慣、社会的マナーにかける児童・生徒が見られる。保護者と協力しながら、指導していくべきであろう。

(3)教員の状況に関する事項

  • 教員の待遇は改善された。なお改善の余地はあるが。

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