学校評価 2015年度

外部評価より


(1)運営に関する事項

①すぐれた評価を受けた項目

  • 100年先のような長期的な視野を持つことは重要。
  • 少子高齢化を控えた社会において、学園が学校法人として一定の規模の学校となったことは意義のあること。
  • 丁寧な活動によって得られたコンセンサスが大きな力になる。教育理念の面からも、学校経営の面からも幼児教育からのスタートは必要。

②評価に課題が見られる項目

  • 入学希望者が増えていないことは問題。内部の意識改革をして、希望家庭が入学しやすくなるようハードルを下げることが必要。
  • 今後は拙速な規模の拡大を図るよりも、活動の着実な継続と発展をしていくことが重要。
  • 将来の計画は、短期・中期・長期のそれぞれを関連づけながら考えた方が良い。

(2)教育に関する事項

①すぐれた評価を受けた項目

  • シュタイナー教育実践を研究雑誌に発表する努力がなされている。シュタイナー教育を広める上で有効と思われる。
  • 運動会・文化祭など学校行事が充実してきた。子どもが自主的に活躍する場が増えた。

②評価に課題が見られる項目

  • 新しい教員の育成や教員養成の更なる充実が喫緊の課題。学校教育においては人(教員・教師力)が最も必要。
  • 保護者の中には教師会の対応に不満を持つ場合があり、その受け皿が必要。理事会がもっとリーダーシップを持つか、教師会と保護者との間に立つ第三者が必要。
  • 中~高等部の専門教育の充実(100年構想のうち5年以内に達成すべき課題)。
  • 教員の自己教育に必要なカリキュラムの立案や外部からの講師の招聘の検討。
  • 教師の数の安定確保は、学園経営の根幹部分。現在の状況は安定しているとは言えず、それが質の低下につながらないようにしなければならない。

(3)地域とのつながりに関する事項

①すぐれた評価を受けた項目

  • 保護者などが様々な形で地域に関わる活動に参加していることは、地域の魅力と学校の魅力が相乗効果を生み出す優れた試み。これからの時代は新しい地域づくりが不可欠。
  • 地域とのつながりや縁を大切にしていきたい。附属園設立にあたっても地域とのつながりを生かしていければよい。
  • 個人としても、組織としてもつながりが形成され、良い関係が築かれている。
  • 地域ともっとつながろうという意識が高まってきている。

②評価に課題が見られる項目

  • 保護者の車の運転マナー、子供たちの登下校時の歩き方、地区の祭りでのある保護者の行動について地元自治会の会議で具体的な報告があった。
  • まだまだつながりが希薄。保護者任せにならずに、学校自体がもっとオープンな雰囲気を作るように考える必要がある。
  • イベントを共催したり、情報交換をしたりして、いろいろな人とつながっていくことが大切。

(4)その他

①すぐれた評価を受けた項目

  • 評議員会で評議員選択テーマによる意見交換が取り入れられたのは良かった。評議員間で問題意識を共有できる。
  • 評議員会で地域の方や学識経験者の方たちのお話が聞けることは、外部からの見方が分かって有意義。

②評価に課題が見られる項目

  • シュタイナー教育を学んだ卒業生に評議員になってもらい、その考えをきいてみたい。
  • 理事会で取り上げる議題はもっと絞り込むことが必要。日々の学校運営については、教師会、事務局で判断できることがたくさんあるはず。
  • 学園の規模が大きくなっていくときには「質」の面を保つことが必要。そのひとつとして、保護者たちの持つシュタイナー教育の理念をもっと深めることが必要(勉強会を工夫するなど)。それが今後の学園発展のための基礎になる。

内部評価より

(1)運営に関する事項

①すぐれた評価を受けた項目

  • 一時期よりも学園の経済が安定してきていることは教育の充実につながる。
  • 運営会ができたことで、運営面の課題のいくつかが円滑に進められた。

②評価に課題が見られる項目

  • 運営面の課題は、課題によって取り組みの進み具合に差がある。優先順位を決めて進めることが必要。
  • 学園の運営の中で制度的に疲労が起きている部分には変革が必要。親のボランタリーが主体だった作業も、個人だけに依存せずに成り立つよう、全体の管理などは学校法人が担えるような体制が必要。

(2)教育に関する事項

①すぐれた評価を受けた項目

  • 教師と子どもたち、教師と保護者、教師同士のそれぞれの関係を改めて問直した1年だった。

②評価に課題が見られる項目

  • 教員の世代交代は大きな課題。若手教員が定着できるように、教員全体の負担軽減をはじめ、学園全体としてできることを検討する必要がある。
  • 授業や教育内容に対しての保護者からの疑問には、真摯に対応する必要があり、そのための窓口や体制が必要。
  • 8年間同じ教師が担任を務めるという方針であるが、実際はそうならない場合も出てきている。必ずしも8年間同じ担任にこだわらないという方法も検討してもよいのではないか。
  • 教師の疲労蓄積が心配。教員のメンタルケアやフォローの体制を組むのは喫緊の課題。学園に限らず、一般の学校でも教員の離職率が高いというデータもある。

(3)地域とのつながりに関する事項

評価に課題が見られる項目

  • 地域との良好な関係は学校運営に不可欠。学校全体として、それを忘れず運営していくことが重要。
  • 地域への発信を今まで以上にしていくことが必要。
  • 保護者だけでなく、学校法人としてもいろいろな形でのつながりを徐々にふやしていければよい。

(4)その他

評価に課題が見られる項目

  • 現在の理事会が学園の運営面の課題に十分に対応できていない。仕事内容の整理と効率化が必要。
  • 理事会、評議員会の活動を学内に知ってもらい、もっと顔が見える関係にする必要がある。学内への理事会・評議員会の議事内容の発信をさらに丁寧にする。卒業式等での理事、評議員席の設置などはどうか。
  • 常任理事の設置、運営会への役割追加、事務局増員、理事の2名増員などの可能性も検討してもよいと思う。
  • 評議員会に関しては学校運営の情報を伝えて、大所高所からのアドバイスをいただきたい。
  • これからも、評議員の方たちの力をさらに発揮していただけるような工夫が必要。

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