学校法人 シュタイナー学園

活動報告

2021.10.20

保護者暮らし

今年はオンライン! 藤野まるまるマルシェ

学校法人シュタイナー学園 ニュースレター
VOL.117 2021.10.13

藤野にあるシュタイナー学園を会場に2016年から行われてきた「藤野まるまるマルシェ」。

学園の保護者が中心となって立ち上げたこのイベントは、昔から藤野に住んでいたかたがた、移住者のかたがた、地域で農業や商いをしているかたがた…様々なかたの力が合わさり開かれる、魅力的なイベントです。
毎年800人ほど来場するお客さんは、藤野や近辺に住んでいるかたもいれば、都内や地方からわざわざいらっしゃるかたもいました。
 
自然に囲まれたシュタイナー学園で、美味しいものを食べて、音楽や劇などの出し物を観たりしながら、のんびり過ごす。
 
ここに来たら、「藤野で暮らす」ことがどんな感じか、「シュタイナー学園に通う」ことがどんな感じか、なんとなくわかる気がする。「藤野まるまるマルシェ」とは、そんなイベントなのです。(かくいうわたしも、2016年の「藤野まるまるマルシェ」にやってきて、移住と入学希望の決断をしたひとりです。)
 
そんな「藤野まるまるマルシェ」ですが、去年はコロナ禍で開催中止。今年はどうしよう?と実行委員会では春頃から開催できる方法を検討してきました。
 
ほんとうは、来て、出会って、繋がってほしい、藤野の暮らし、藤野の魅力。
ですが状況を考えると大勢のかたが集い、飲食もする「藤野まるまるマルシェ」を今までの形で開催するのは、今年はまだ難しそうだと考えました。
 
シュタイナー学園でも様々な行事が従来の形で行えない今年度。そんな状況でも、ただ「中止」とするのではなく、少しでも子どもたちの心の糧になる、笑顔が輝く道を苦心して工夫して模索し続けてくださる学園の先生、職員のかたがたを見習って、まるまるマルシェ実行委員会でも、「今だからこそできること」を考えました。
 
そこで今年は「藤野まるまるマルシェ」、オンラインで開催します。
オンラインだからこそできることもあると考え、準備に取り組む現在。当日は藤野ライフや学園ライフをざっくばらんに語り合う、シュタイナー学園の保護者対談、農家さん同士のファーマーズ対談などのトークイベント、シュタイナー学園の教員による体験授業、個性溢れる卒業生たちが集まり行うパフォーマンス映像などのコンテンツをオンタイムで配信するほか、藤野のファーマーやローカルショップの美味しいものを詰め合わせた数種類の「マルシェボックス」の販売をweb上で行います!
 
そんなマルシェを作り上げていけるのは、一人ひとりの力が合わさってこそ。現在公開中のオフィシャルサイトでは今年のマルシェを盛り上げてくださる皆さんの魅力を伝えるべく、インタビュー動画や記事を随時更新しています。
 
どんな時でも藤野に流れている、人と人が繋がり生まれていく明るいパワーを、ぜひ多くのかたにお届けできたらと思っています。
 
オフィシャルサイトの情報を皆様、ぜひ覗きにきてくださいね。
https://fujino-marche.com
 
そして来年こそ「藤野まるまるマルシェ」で皆様と集えることを願い、今年のマルシェを楽しんでいただけるように、がんばります!

ライター/保護者/まるまるマルシェ実行委員 中村暁野